Fish & Paintings Diary

アクアリウムとアクリル画

誤配された?「私はこの世界にいるべきではない」

前世の記憶を持った子たちの話を聞くことがあります。

言葉を話せる2~3歳くらいから、小学校へ行く前くらいまでの子どもです。

それ以上の歳になると忘れてしまうそうです。

 

私も子どもの頃、「こことは別の世界にいた」という概念を持っていたのですが

それがどうしてなのか?今でも謎です。

SFマンガなどを読める年でもなく、情報源は「シンデレラ」とか簡単な絵本くらいだったのに、異世界があってその間を移動できるという考えがどこから出てきたのだろう?

そのとき異世界や前世という言葉自体は知りませんでした。

ただ、かなりはっきりとした、映像的なイメージを持っていました。

 

しかし!!

私の場合、「お空の上からパパとママを見ていたの♪ それで、このひとたちのところへ行きたい~って神様にたのんだの♡」なんていうカワイイ話では、まったくありません。

 

一言でいうと私、怒っていました。

「この世界は私が本来いるべき場所じゃない」「何かの間違いだ」という変な確信を持っていました。

 

そして、いつかきっと係の人?がミスに気づいて、迎えに来てくれるはずだ。

「間違えました。すみませんでした」と謝って、元の世界に連れ戻してくれる……そう信じていました。

自分が元いた世界というのは、

色彩のない、光がどこから来ているのかわからない白い世界で、たくさんの人がわさわさしている、空港のような雰囲気の場所をイメージしていました。

言葉にするのは難しいのですが、空とか天国とかいう感じとはちょっと違っていました。

もっと無機質というかオートマチックで、自分が「手違いされた」というのも何か、荷物が本来の行き先と別のところに誤配されたようなイメージ。

 

で、子どもだった私は「え!?ここ違くない!?」「ここに来る予定じゃなかったんだけど!」と、なんだか知らないけど違和感がいっぱいでめちゃくちゃ怒っているのです。

本気で「誰かあたしのほんとの人生返してよ!元に戻してよ!」とずっと思っていました。

 

でも、いつまでたっても誰も「あーすみませんね」と回収しに来てくれないので、いまだ、この世界に居座っているわけです。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

 

ちなみにうちの両親は結婚前に子ができてしまいましたが、それは私の兄です。私が生まれたときはすでに入籍して家も建っており、家庭で疎まれたということは、特にないです。むしろ恵まれた生活だったのに。

 

ほんと、かわいくない子だわ~。どうしてそんなことを思ったのかもわからないし。

とにかくそれが、私が幼いころ持っていた前世の記憶らしきものです。

 

何なんだろ??