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映画「PAN~ネバーランド~」DVD

 

 

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PAN〜ネバーランド、夢のはじまり〜 [ ヒュー・ジャックマン ]
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原作には書かれていない、ピーターパンの過去を描いた物語です。

 

生まれてすぐロンドンの孤児院の前に置き去りにされたピーター。
12歳になり、孤児院の雑用係としてこき使われる日々。
国は大戦中。しかも仲間の孤児が一人ずつ消えてゆく。
なんと院長、ネバーランドから来る海賊に孤児を売って私腹を肥やしていた!
(この人たち、船が空飛んでくるのをおかしいと思わなかったのか、とりあえず金をくれる相手ならなんでもよかったのか?)

 

そしてとうとう、ピーターも海賊に捕まってネバーランド入り。
そこにいたのは、なんだかよくわからない鉱石を掘るため
強制労働させられている、大量の孤児たちだった……。

 

まるで「オリバー・ツイスト」ファンタジー版のような波乱万丈な少年時代!

 

ところで孤児院のエピソードで印象的だったのが、

孤児の食事はオートミール粥だけなのに、院長とシスターたちがまるまる肥えているのをおかしいと思ったピーター。
「院長が食費を横領している!」


その証拠をつかむため院長室に忍び込み、ついでに院長が隠し持っていた母からの手紙を取り戻した!
が、院長に見つかって怒られて、手紙を破かれてしまった。


手紙に「あなたは特別な子だ。また会う日を信じて待ってほしい」と書いてあったことに対し
「孤児たちは自分が特別だと思いたがるが、そんなことはばかげた考えだ」
というようなことを言う、悪徳院長。
気の毒なピーター・・・

 

あれ? でもですよ?

「おまえは特別でもなんでもない」って言う人、わりとよくいるし、
自分で言ってる人もいっぱいいる気がするんですけどね!?
「あたしなんか別に何の特技も取り得もないし」とか。
「あたし程度の人はたくさんいるからムリだよ……」とか。

 

年端のいかない子に言ったらこんな悪い人に見えるのに
(厳しい現実を教えてあげた方がその人のためだから、とかで)大人には言っちゃう。自分自身に言い聞かせてる人もいる。

 

もう一度確認しましょう!
これ、悪役のセリフです。
そして孤児たちにはこれから鉱山での強制労働が待っているわけで。

 

つまり「自分は特別だ」なんて思ってもらっちゃ、
搾取しようとする側にとっては都合が悪い。管理しにくくなる。
ということかな。

 

「どうせあたしなんて」という考えがよぎったなら
支配層の洗脳にハマっているかもしれません。

 

ほんとは、誰でも「自分は特別」くらいの気持ちがないと
いい仕事もできないはずだし
実際これからの時代、労働用の孤児なんか要らないのに。
あんなのもしいたら、ロボットが導入された瞬間全員クビじゃん。

 

というわけで、あたしも今日から
「実は妖精王国のプリンセスだった」ということにしようと思います。
あ、ちょっと待ってや。
「実は石油王国のプリセス」もいいわぁ~。

 

 

(公開当時に映画館で観ました。前のブログからの転載です)