Fish & Paintings Diary

アクアリウムとアクリル画

助けなくても大丈夫「彼氏が起業家だったとき」

私は、もともと両親が自営業だったこともあり

子どもの頃から、家に遊びに来る人たちも個人事業主とか、

退職して会社経営をはじめたおじさんとか、

独立志向の人がたくさんいたような気がします。

そういえばアーティストもいたのだった。

サブカルじゃなく彫刻の人たちでしたが。

 

そんな周囲を見ていて、

女の子が絶対やっちゃいけないと思ったのが

 

「独立した彼(旦那)のために仕事や契約をとってきてあげようとする」です。

 

心配したり、世話を焼きたくなるのは彼女の性格の問題で、

彼が本当は心配される必要なんかまったくない人だったとしても

彼女がその行動をした瞬間、彼の存在感がどうしても

周囲から見て安くなってしまうのです。

 

彼女が本当に営業を得意とする人で、

カップルが「私たちは二人で経営をします」と

きちんと明確にしているなら、いいのですが

残念なケースというのはたいてい、

彼女が明確に起業に参加しておらず

あくまでも専業主婦のフリをしながら

影でそっと支えたり、暗躍しようとします。

 

「影でそっと支える」というと、なんだか美しく聞こえますが

本当に美しい妻になりたかったら、

彼を心から信じて尊敬できていることが、まず先ですよね。

その信頼という土台なしで動き回ってしまうと、

 

彼女がさりげなくやっているつもりでも

内心は不安でたまらなくて、なんとかしなきゃと焦って

もともと営業スキルなんて何もない人なのに、

自分の友達や人間関係を悪化させてでも、

彼のために仕事をゲットしようとしているその胸の内は、

周囲にはもろバレだったりします。

 

結果、彼女をこんなに不安にさせる男はたいしたことない

とみんなに思わせてしまいます。

 

そんなふうに存在が安くなった瞬間を、何度も見て、

両親の会話を聞いて

彼女は悪気ないんだろうに・・・

と、他人事ながらもったいなく思っていました。

 

なので結論は

彼の仕事のことが心配で・・・って言う子がいたら

「どんなときでも信じてあげて」

と、私は思います。

 

 

ただ、要注意なこと・・・

それは、

「自分の事業にこれだけの投資が必要」というような

資金援助を、たとえ遠回しにでも頼んでくる彼氏や旦那です。

 

べつに女性に貢がせようという悪い人ではなかったとしても

自分が無理をする関係は 結局続かないものです。

楽しくいられないなら 二人でいる意味がないよね。

 

最終的には、自分の判断ですが、

援助もイヤだし

とくに自分から別れる気もない。というなら

「あなたほどの人なら自力でなんとかできるでしょ?」

「あたしが惚れた男なんだから、しっかりしなさいよ」

とかいって、ニコニコしてればいいんです。

 

 

ちなみに、私みたいに子どもの頃から起業家が周囲にわさわさいると

もちろん崖っぷちな話もたくさん聞いたけど、

「あーあんな変人やデコボコな不完全な人たちでも死なないで生き残ってきたんだな」

「世の中って案外なんとかなるものなんだな」

と、勇気をもらえます。

 

生きるってすごい。

 

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