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Happy Fancy Arts

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不思議な木と、「心象の世界」

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これはみんなで、どこか別の目的地に行く途中のことで

名前が思い出せないのですが

しかも携帯変える前なので写真も失くしてて

私の文章で伝わるかわかりませんが、

 

ある神社に立ち寄ったら

 

その境内に古い木が生えていて、

その木は、洗濯物を絞ったような感じというのか?

くねくねとした、不思議な形で

陽気に踊っているみたいでした。

 

木が

「見て見て!俺こんなことできるんだよ!!他の木と違うんだよ。すごいだろ~」

と言っているかのようだったので、

見た瞬間 ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

とわたしが笑うと、

 

一緒にいた友達二人のうち一人が、

「え?なんで笑ったの??」「かわいそう」「この木は苦しんでいる」

というのです。

 

それじゃ私が他人の苦しみをあざ笑うドSみたいじゃん!

この木がパフォーマンスしてるからノリに付き合っただけなのに!

 

それでもう一人の友達に

「どう思う!?」と二人で迫ったら

それが二次の同人誌とか買う子だったので

 

「媚薬をもられて快楽に悶える〇〇(その子が好きなキャラ)に見えるー♪」

 

あ、うん・・・ ( ̄∇ ̄;)

 

もちろん、実際は木がどういうつもりなのか

なぜその不思議な形態になったのかはわかりません。

なんの説明も書いてなかったし

あくまでも、見た側の解釈なので。

 

でも、これを絵にする場合、

描いてる人間の解釈を入れて

「おもしろい木」

あるいは「かわいそうな木」に

見せてしまうことができます。

 

カラフルな色でラテンな雰囲気にして

実際にはその方向にはない太陽なんかも描き加えれば

「おもしろい木」にできるし

 

ダークな色で、背景は闇か暗雲にするとか地面は血の色にするとか

描き込みは細かく、厚塗りでシリアスにすれば

「かわいそうな木」にできます。

 

さらに「三度の落雷を生き延びた」などのキャプションを入れれば完璧ですね。

 

そうやって工夫すれば、見る人に

「こういう木なんだよ」

「私はこんなふうに感じたよ」

と伝えることができます。

 


ここまでは、フツーに楽しく描ける領域なんだけど

難しいのは、その先の野望

 

「見る人によって、いろんな解釈ができる絵が描きたいー!!」

という場合です。

 

これ、どうしたらいいんでしょうね。

 

でも、もしこれができたら

多くの人を魅了することができるのは間違いないと思うのです。

 

一枚絵は、閲覧数や人気の点でマンガに劣ると言われますが

勝てる点があるとしたら、そこなんです。

 

自分のストーリーを投影したいという気持ちは誰にでもあるはずで

投影することができたら、それは作者のものだけじゃなく

「見た人のもの」になる。

 

木と、それを見た人間の解釈がミックスして

現実とは少しズレたもうひとつの「世界」が、人の数だけ生まれるように

 

「見た人が感じたこと」と「描かれた絵」がミックスして

新しい世界が生まれるはずだから。

 

マンガや小説でも

「読者に想像の余地を残す」「余韻を残す」のは大事だし、可能かもしれないけど

一番それができるのは、本来は一枚絵のはずだし・・・。

 


ところで、人の写真や肖像画やお人形などが

「その日によって笑ってるように見えたり怒ってるように見えたりする」といわれることがあります。

そのような写真や絵は、たいていはっきりした笑顔でもなく仏頂面でもない

曖昧な無表情です。

 

ということは、無表情ってある意味最強なんじゃないかと思います。

 

「表情が上手く描けるようになりたい」という人もいるし

それはマンガには大事かもしれないけど

アートの領域に限って言えば

表情なんてぜんぜん描けなくても成立しちゃうんだと思う。

 

表情がむしろ邪魔なときすらある。

 


さて 話は戻りますが

嬉しい木や悲しい木の描き方はわかるが、

単なる木を「快楽に悶える〇〇」に見せる方法はあるのか??

 

これが究極の難問かもしれない・・・(´-∀-`;)

 

 

 

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