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Happy Fancy Arts

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四肢欠損(切断)とは?

イラストのテーマとして扱われる「四肢欠損」とは

「リョナ」に含まれるジャンルのひとつ

四肢のうちどれか(もしくは全部)を欠いた少年や少女を描いたものです。

 

 

厳密には「切断」と「欠損」はまた違うらしいのですが

私がなじみがあるのは切断の方です。

もとからそうなっていたとかいうことではなく

明らかに「ああ、誰かにやられたんだな」という感じに描かれます。

切り落とされてすぐであることを示す、

血の滲んだ包帯などが巻かれた姿で描かれていることも多いです。

 

どちらかというと若い女性の絵描きは包帯をよく好み、

男性は拷問具や拘束具と組み合わせた図を好みます。

 

包帯は、何者かに看護を受けていることを意味します。

残酷なだけでなく、やさしくされている時間もありそうで

当分の間は、閉ざされた世界で生き続けそうです。

 

拘束具も同じく別の人間の存在を示しますが

介抱もそこそこに、徹底的に使い倒されているようです。

たぶんすぐに殺されて用済みにされるでしょう。

 

生贄となる絵の主人公は少年少女が好まれますが、

腐男子の中には、屈強な大人のマッチョで描く人もいます。

 

このジャンルは、 ピクシブやツイッターでたまに見かけるので気付きました。

その前にずっとDAにいたのですが、 そこではあまり意識した記憶がありません。

ホラーのコミュニティにはいましたが、

そこの人たちは、怪物や猟奇殺人鬼など

あくまでも「主人公が加害者」という絵を描いていて

犠牲者の姿が描かれるとしても、当然モブ扱い

犠牲者自体を主人公として、その姿をエロチックに描くという習慣はほとんど見なかったように思います。

 

私も最初、意味がよくわからなかったのですが

四肢欠損のファンというのが一定数いるらしいので、調べてみると

あるページが出てきた。

でもURLなくしました。

(記憶ではそのときWikipediaに専用ページがあったのですが、 あらためて検索してみると、私が見たそのページがいくら探しても出てこない)

 

そのページの説明によると、

「愛する者の手足を切断することで、相手の自由を奪うことが目的」

つまり、SMの拘束の一形態

というか、拘束や監禁をさらに過激に発展させた形である

ということらしいのです。

 

都市伝説に「だるま女」というのがありますが

それと、ちょっと似ています。

 

もちろん、ほとんどが架空の話であり、

実際には、ろくな医療設備もないところで手足を切断したらそのまま死亡するし

犠牲者の感覚は、苦痛と恐怖しかないと思いますが

(私はイラストもそういう前提で、完全なホラーとしてしか見ていなかったのですが)

 

四肢欠損というファンタジーの中では

切断される側にも、倒錯した快楽があることになっているようです。

それでなんとなく、他の人のイラストを見ていて腑に落ちなかった点が理解できた。

 

また女性の切断絵描きたちが存在することも理解できた。

 

一時的に自由を奪うよりもっと残酷で

心理的にも大きなショックや絶望などを与えて絶対服従させ

さらに切断された美少年は、その後の生活すべてを

その監禁している者に依存することになり、

性欲の処理も一人ではままならなくなる(頼むしかない)

というヤンデレ妄想の世界が背景にあるわけです。

 

一枚絵だけパッと見せられちゃうと、

ただグロかホラーにしか見えなかったりするんだけど、

執着や独占欲・依存というのはBLによくあるテーマです。

ただそこまで過激な方向に突き詰めた作品は少ないです。

 

 

私自身は、欠損というジャンルが特に好きということはないので

あまり語りたいこともありませんが、

 

小学校低学年くらいのころ見た夢で、衝撃的なものがあります。

 

私は夢の中で、自分の本来の家ではなく

一階建ての長屋が密集したような場所に住んでいました。

 

そこの、とある家のせまい裏庭に入っていくと

使われなくなったステンレス製のキッチンカウンターのようなものが置いてあり

そのシンクの部分にどろっと濁った水が溜まっていて

映画「エイリアン2」のクライマックスで出てくる「半分にちぎれたビショップ」みたいなのが漬かっているのです。

 

それはエイリアン2を観たから夢に出てきたんじゃないのか

と思われるかもしれませんが、 私の記憶では、

テレビで「エイリアン2」を観るよりずっと以前で、

自分の中に「人造人間」という概念もあまり根付いていない頃だったように思います。

容姿もビショップとは違うのですが、ある地域の特徴があり

エイリアンではないとしても、紛争か地雷かなにか、

海外のニュース番組の影響はあったかもしれません。

 

それは、自分と同じかちょっと年上くらいの少年で、

両脚はなく、腰から下は溶けたような腐敗したような?

普通に考えれば到底生きているはずもない状態なのですが、

その子はなぜか生きており、意識も鮮明で、

普通に会話することができました。

彼は長屋に住んでいる者の家族で、

「自分の命はもうあまり長くない」というようなことを言うのですが、

特に苦痛や恐怖を感じている風でもなく

淡々と悟ったような穏やかな雰囲気で、

どことなく恍惚とした感じさえありました。

 

ビジュアルは凄惨なんだけど、怖くはなく

それどころか、夢の中の私は、その子のことが大好きでした。

 

この夢はものすごいインパクトがあって、長年記憶に残り、

何度も「あれはなんだったんだろう」と考えました。

 

怖いのはその子じゃなく

そのちぎれたビショップ風の少年を慕っていて

淡い恋のようなエロチックなものさえ感じた、自分自身の心こそが

怖くもあり、不思議でもあります。

 

それはまだ10歳にもならない頃だったからこそ感じることができたもので、

大人になると、道徳や規範で無意識に自分を規制してしまうので

都合の悪いことや、自分で罪だと思うようなことは

意識に浮上しないようになってゆくのかもしれない。

 

もちろん良い趣味とは言えないものの、

 

リョナラーとは、道徳的規範・正義・常識などさまざまな抑圧にもめげず、自分の興味に正直でい続けた人たちなのかもしれません。

 

 

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