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怪談えほん「おんなのしろいあし」

絵は別の人が描いてるけど

作家の「岩井志麻子さん」ってもしかして

「5時に夢中」という番組にコスプレで出てる人じゃない?

(⌒▽⌒)アハハ志麻子さんや~

と、コスプレ姿や言動を思い出すと怖くなくなってしまうのですが

以前「5時に夢中」のコーナーで志麻子さんが怪談を語ってたことがあって

そのコーナー大好きでした。

作家さんだけあって語りもすごくお上手だったんですよね♡

 

 

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「おんなのしろいあし」という何だかよくわからない題名と、

虹をバックに小学生がリコーダーを吹いている図という

足と何の関係もない表紙絵がさらに謎。

独特のインパクトでつい手に取ってしまいます。

 

最初のページは 「ぼくは とてもつよい おとこのつもり」

「オバケこわくないよ」という自己紹介

しかし滲んだ水彩のような絵から不吉さが漂っております。

 

そんな彼がやらかしてしまった・・・

憑かれたのか?よくわかりませんが

あたかもその大胆さを罰するかのように

謎の白い脚が現れ、少年を恐怖のどん底に突き落とします。

 

絵も脚しか描いてないし、画風に強いくせがあるので

「ていうかその脚より少年の顔が怖いんですけど!?」

と突っ込みたくなります。

 

学校って、同じ年齢の子が一か所に集められる空間なので

年のわりに早熟だったり能力が高かったりすると

無敵状態に、わりと簡単になれてしまえる

調子に乗る条件がそろっちゃうんですよね。

 

で、「無敵な俺様男子がちょっと痛い目に遭って世間を学ぶ」というのは

それ自体はマンガでも映画でもよくある筋書きなんだけど

この絵本では

「愚かなぼくですが慎重さや思慮深さを学んでひとつ大人になりました♪」的な、前向きなオチがはっきりとは示されず

「あの脚は何だったのか」という由来や過去の事件などの種明かしもなく

だからお祓いや供養などのカタルシスもなく

何だかよくわからないままモヤっと終わります。

 

少年がシャワーを浴びながら回想するシーンで

「だったら振り返ればよかったのかな・・・」

という最後の言葉が心に残ります。

 

そもそも、その脚に害意があったとも言い切れず

何をするわけでもなくただ「そこにいただけ」

なのにいきなり「おまえは怖くない」「もっとびっくりさせてよ」

と一方的にエンターテイメントを要求する少年

でも脚の方からお近づきになろうとしたら即刻逃げるし

脚から見れば、少年の行動こそが意味不明なわけです。

 

もうっ!人間って勝手なんだからぁ~(。-`ω-)

と思ったかはわかりませんが

 

この脚、鮮やかな赤いペディキュアをしているのが印象的でした。

私だったら爪は黒とか藍色とか深紫とかにしちゃうと思うので。

 

そしてラストの見開きの絵が・・・

あわわ・・・Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

あの・・・この絵柄だからなんかアートみたいに見えますけどね

ピクシブ民に同じ構図描かせたらフツーにおねショタSM図になるよー ( ̄∇ ̄;)

 

という、一筋縄ではいかない粋な絵本でした。

おもしろかった♪