一枚絵に驚き「竹宮恵子カレイドスコープ」
イラスト集感想
竹宮恵子さん!
「有名な漫画家」というくらいしか知らなかった
そのマンガは私のイメージでは、
ひょろりと痩せた植物的な美少年が生息する「モヤシの惑星」
受キャラだけがモヤシなのではなく、攻もすべてモヤシ
モヤシ・オールスターズ!!°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
私、宇宙人もグレイじゃなくてレプティリアン派というか
「プレデター」みたいな肉感的なのが好きなのでね・・・
ショタならショタでいいけど
もうちょっと厚みがあればよかったんだけどな・・・( ̄。 ̄;)
ただ自分も絵を描くようになったら、わかりました・・・
モヤシのような美少年でなければ表現できない世界観ってあるのですね・・・
無機質だったり、植物的だったり
命や性のもつ生々しさを削ぎ落した感じ
男でも女でもない天使のような妖精のような感じ・・・
そういう子でなければダメっていう絵
それがあるのはわかるようになった・・・
私も、場合によっては
個人的な趣味はわきに置いて、モヤシを採用します・・・
せざるをえないときもあるから・・・
それにモヤシはもう古いって思ってたけど
なかなかどうして 女子には根強い人気があるようです。
竹宮惠子カレイドスコープ (とんぼの本) [ 竹宮 惠子 ]
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それでこの本!
カラーイラストがカラフルでとても素敵だったんです!!
キャラクターはあいかわらずモヤシなのですが
幻想的・・・というよりは
地に足の着いた異国情緒やハッピーな感じ
なんだろ?変にフワフワしてなくてキャラがしっかり生きてる感じ
白黒の、マンガの線だけ見ていた時は
何か壊れ物のアンティークみたいな感じがしていたんだけど
カラー絵では逆に、力強さや精彩を感じました。
マンガのファンの人には申し訳ないけど、
「なんか暗い話でモヤシたちが悶々と苦悩してる古いマンガ」
みたいなイメージしかなかった・・・
でも、認識が変わりました。
こんなにも色彩豊かでセンスのある
楽しいカラー絵が描ける方だったんだ・・・
さすが大先生
たとえマンガ描いてなくても、きっと
イラストだけでも充分やっていける人だったんだ・・・
というわけで
竹宮恵子さんの
新しい魅力が発見できる本でした✨
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