Fish & Paintings Diary

アクアリウムとアクリル画

「もっと勉強しておけばよかった」の大嘘

昔きいたことがある

 

「学生の頃に(もしくは若い頃に)もっと勉強しておけばよかったと思っている」

(だからおまえたちはちゃんと勉強しなさいね、みたいなニュアンス)

 

この言葉、嘘だった。

 

嘘というか言い訳というか・・・

いざ大人になって見たら、とても違和感のある言葉。

 

まず、人は何歳になっても勉強できるし学び直せる。

人生は一生勉強だよ!というパワフルな大人だってたくさんいる。

 

「若い頃やっておけばなあ」

というのは言い換えれば

「若い頃もやりたくなかったし、今もやりたくない」

ということなのではないか

 

それがわかったらアホらしくて、

そんなこと真面目な顔して

もっともらしく言う大人にはなりたくないなぁ~

なんて思ったりした。

 

そういう人は、たとえ時間を巻き戻して過去に戻れたとしても

どうせ勉強しないから。

 

今は「知らないことが恥」という時代ではなくなってきて

暗記した知識なんて何の意味もないし

情報はどんどん更新されていくし

共有スピードもとても速い。

 

むしろ「知らないことはあって当たり前」で、

調べればいいし

知ってる人から教えてもらってもいい。

 

そして学びたいことができたなら

いくつになっても勉強すればいい。

 

脳は一生進化できる✨と言っている研究者もいるから。

 

だから

勉強は若い頃しかできない、は嘘だと思うけど・・・

 

逆に遊びの中には、その年頃にしかできないものが山のようにある

とは思います。

 

たとえばですけど、

幼稚園児が公園の砂場で遊んでいるところに

私が乗り込んでいって一緒に遊ぼうとしたら

「は?何してんの??」ってなりますよね。

逆に誰もいない公園で一人で砂の山作って遊んでても

それはそれで不気味な光景だし・・・

 

大人が砂で遊ぼうとしたら

最低でも海に行くとか、

「子どもたちのために作ってるんです」とか

「これはサンドアートといってアート活動なのです」

とかなんとか、理由をつけなきゃいけない。

 

幼稚園児と、無心に砂場で遊ぶなんて

そんなもんは、自分自身が園児のときにしかできない。

 

そして遊ぶのはムダなんかじゃないし

とても大切な経験で

 

工夫すること

ケンカしたり仲直りしたり

そんな友達との関係

遊びの中からしか学べないこと

たくさんあったはずです。

 

私は、

「遊んでばかりいた学生時代が恥ずかしい」なんて

一度も思ったことない。

 

生まれた国や地域によっては、

小学生の頃から往復3時間かけて

川へ水くみに行かなきゃいけなかった・・・

家事手伝いも一苦労・・・

なんてこともあるそうですが

 

幸い私は

遊ぶ時間が持てたこと

そしてその時間の中から

一緒に遊んでくれた友達から

たくさんのものをもらったことを思えば

もう感謝しか出てこないです。

 

「もっと勉強しておけばよかった」じゃなくて

逆に「もっと遊んでおけばよかった」と思ってるくらい。

 

どうしてかというと、

創作のアイディアや創造性とかいうのは

やっぱり遊びの中から出てくるんじゃないかという気がするからです。

 

そして創作している中で

何か足りない知識とか、調べなきゃいけないことがあるなら

それは暗記した教科書なんか忘れていても

いつでも調べたらいい

(そういう手間は怠らない方がいい

 

だから

堂々と 渾身で 

遊べばいいじゃない°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

 

とりあえず今は

「ブログを書く」とかいう大人の遊びをしてるみたい。

 

 

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多肉植物を増やす遊び。