映画「オリエント急行殺人事件」
うちの母親が
「オリエント急行に乗った」「オリエント急行はいいよ~」
と私が小さい頃から自慢してて
「たかが電車だろ?」と怪訝に思いつつ
とりあえず名前だけは馴染みのある「オリエント急行」
食堂列車でご飯とか食べれるらしい「オリエント急行」
母が乗ったと言っている当時とは違うかもしれませんが
1930年代のオリエント急行を見ることができます♪
今は、特急ロマンスカーも飛行機もあるし
もっと早く到着できる手段はあるけど
列車の旅✨ それはそれで楽しそうですね。
名探偵ポワロ氏、パレスチナから出発し
トルコからフランス行きのオリエント急行に乗ります。
しかし雪山を通っていたら、途中で雪崩に遭って脱線してしまい
一時停車。
急きょ最寄り駅から救援隊がやってきますが
復旧までにしばらく時間がかかるので、足止めされることに・・・
そんなとき、乗客の美術商の男が
自分の鍵のかかった個室の中で、殺されているのが発見された!
(この発見の様子、真上から撮影して俯瞰図にしてあるのなんでだろう?
霊になったラチェット氏が肉体から抜け出て上から見てる設定なのか??)
「休暇中だから調査イヤだなぁ~」と渋るポワロ
「難事件を警察に任せたら関係ない人が犯人にされる」と説得されて
事件の解明に乗り出します。
原作は読んだことないので
本当に犯人わからなかった( ゚Д゚)
ところで・・・
「ミステリー」とひとくくりにされることもある怪奇と殺人
中にはどっちも好きという人もいるかもしれないですが、
怪奇や超常現象ファンの私から見て
推理小説ファンというのは、まったく別の人種なんです。
別の世界に生きる人々です。
友達になれないわけではないですが
お互いの価値観には踏み込まないのがいいと思ってる。
この映画のポワロは、
たぶん推理ファンの中にある何かを極端にしたような
卵の大きさや他人のネクタイが曲がってても気になっちゃう
一方の靴でう〇こ踏んだら、「バランス悪いから」ともう一方の靴でも踏んでおく
ちょっと変わった人として描かれています。
ただ、友人が連れていた女性
はっきり「娼婦だ」と言っているのに
「マドモワゼル」と挨拶して
当たり前のようにレディとして扱っている姿や
殺される前のラチェット氏がスイーツ食べようとしてて
「一口いかがですか?」と言われたら
「この上の部分だけいただきます」と
なぜかクリームだけ削って食べてる姿などが 印象的でした。