Fish & Paintings Diary

アクアリウムとアクリル画

別の人生の記憶

またお正月に仕入れた話。

この事件は関係者の間では病気として受け止められているそうですが

原因不明ということと

怪奇現象サイトで、似たようなエピソードを見たことがあるので

一応ここに書き留めておきます。

 

 

私にとっては、わりとなじみのある超常現象なんです。

でも怪奇現象に興味もない、そもそもネットも見ないような人からこのような話が出てきたのがびっくり。

また名前は忘れてしまったが、超常現象とは関係ない経営者の自伝の中に

謎の体験として似たような出来事が書かれていたこともありました。

 

 

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親の知人Aさんから聞いた話。

Aさんの姪の一人に、Bという女の子がいました。

成績や素行が良くないので両親に叱られてばかりいたが

そんなことは気にせず友達や彼氏と遊び放題

とても心を病むような子には見えなかったそうです。

 

そのBが高校生の時、一時期不登校になったのですが

その理由というのが、ある日突然

「自分は高校生ではない。高校はとっくに卒業したはずだ。自分は今23歳で、Cの妻だ」

と言い出したそうです。

 

Cという男性は、確かに存在していて

社会問題を扱ったドキュメンタリー映画の製作に関わっている人物。

とくに有名人ではないが、地元の人は知っている。

見た目はいい男だが、かなりの知識人で気難しく

女性を連れている姿など見たこともない。

Cの実家はBの家に近いのですれ違ったことくらいはあるだろうが

年も離れているし、Cは実家よりも東京にいることが多く

二人はほとんど会話も交わしたことはないはずだった。

いったいどうしてそんな妄想が出てきたのか、家族は困惑

Cに会いに行こうとするBを「Cさんが迷惑する」と止めたそうです。

 

他にもBは「幼稚園はここで小学校は〇〇、高校はあそこに通っていた」などと学校名を言うのですが

その学校は確かに地元に存在しているものの、実際にBが通っていた学校とは違う。

Bの成績では入れるはずもないような高校名を言う。

またBが友達だとか親友だとか主張している女の子たちも

実在はするが、現実にはほとんど接したことのない子たちで

それまで親しかった遊び仲間のことは「知らない」「話したこともない」などと言うのだそうです。

 

Bの両親は、病院で脳の検査を受けさせたり

心療内科へ連れて行ったりと色々したが、原因は不明

とにかく記憶が混乱していることは確かだという。

事故で頭を打ったとか、そういったことも特になかったが

外傷はなくても、何か強い精神的なショックやストレスを受けた時に

記憶がおかしくなる場合もあるという。

しかし両親にはまったく思い当たる節がないというのです。

 

Bは検査や神経の療養のためということで、しばらく入院していたが

そのうち退院して、学校にも通うようになった。

仕方なく現実を受け入れたものの、記憶は食い違ったままで

「高校生をやり直すことになっちゃった」などと言っていたそうです。

そのせいか何なのか、退院後の成績は数段アップ

それから短大へ行き 就職したりした後

現在Cとはまったく別の男性と結婚しているそうです。

 

これは、タイムスリップなのか

それとも別人と記憶が入れ替わってしまったのか?

パラレルワールドに住んでいるもう一人の自分が死ぬと

生きている方の自分に吸収?され

記憶が混ざってしまうという伝説があるが、それなのか?

 

医学的な解釈をするとすれば

もともとBは恋愛体質なところがあって

中高生の頃から年上の社会人の男性と付き合ったりして、家庭内で問題になっていた。

そんなこともあり、記憶障害の原因となるような強い精神的ショックを受けた可能性も否定はできない

遊び歩いているうちに、親の知らないところで何かあったのでは・・・などと噂されており

この件は親戚内では「心の病気」ということで、当たらず触らずになっているそうです。

 

 

 


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