映画「ブラックパンサー」
映画「ブラックパンサー」あらすじ・感想
この映画は、音楽がすごくカッコイイ(*´▽`*)
ところでバットマンに登場するキャラクターで
「キャットウーマン」いるじゃないですか。
バットマン本人は正義か悪か 白か黒かの世界にいるんだけど
キャットウーマンはそこに理性で割り切れない、曖昧なグレイの世界観を持ち込む。
そんなところが大好きでした。
とてもセクシーなキャラクターでもありますよね。
で、ブラックパンサーもそのイメージで
めっちゃセクシーなのかと思ってドキドキしてて(;´Д`)
ところがブラックパンサー/ティチャラには
そういう妖しさや神秘性みたいなものはなく
夜をイメージさせる感じもなくて
健康的で明るく爽やかなカッコよさでした。
あ、そうなんだ・・・(・∀・)て感じ。
不思議な王国ワカンダのお話です。
ワカンダはファンタジーのような不思議な国で
すごい文明を持っているんだけど
本当の都市はバリアで隔てられ谷に隠されていて
表向きのワカンダは、アフリカの貧しい農業国ということになっています。
このへん現実世界とリンクしてておもしろかった。
ワカンダの超文明の基礎は、国の地下に埋まっている
ビブラニウムという万能の鉱石✨
これでものすごい兵器が作れるし実際持っているのですが
自分から戦争はしないという平和主義の国。
事実上、鎖国状態です。
そこへ幼い頃アメリカに取り残されてしまった王族のエリックが戻ってきて
「世界で虐げられているアフリカ系の人々を救う」と言って、
ビブラニウム製の武器を なんと無料で大放出する気だ!?
武器取引きで金持ちになりたいとかじゃなくて、
エリックなりによかれと思ってやっているので
悪い人とも言い切れないんだけど
利益を度外視しちゃう分、すごい瞬発力と破壊力を持っている。
ただその原動力は、愛じゃなくて怒りしかない。
あと、この人ものすごい働き者。
有能で勤勉な人が愛を忘れたとき戦争が始まるのね(´-`)
ちなみに私
「アジア系の人々を救わなければ」なんて思ったことないので
この感覚、ちょっと不思議な感じがしました。
もちろん日本はアジアなんだけど
地続きになっていないからか
ハッキリ言って中国もインドもアメリカもヨーロッパも
どこもかしこも等しく「外国」という感覚しかなくて
たとえ韓国か台湾でも一歩出れば「海外旅行」なんだよね。
「みんなで豊かになれたらいいね」という
最後のティチャラの言葉も素敵なんだけど
槍部隊隊長のオコエ!カッコよかったです✨
先祖と会える場所↓ こんなの。
イラストbyありしゅ