Happy Fancy Arts

創作ファンタジーイラストとアクアリウム

「百合展」の話題から考えた「即物的と精神的」のこと

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Photo: Girly Drop

 

女でもいろんな人がいるの知ってるので、

一概にどうとも言えないのですが、あえてざっくり言うと、

 

一般的に男の方が即物的なものが好きと思われており

そう思わせる点があるのは事実です。

 

ところが

「この人、与えたくて仕方ないんだな」

「ああ、この人は、人を愛するってどういうことなのか生まれながらにわかっているんだな」

そう思わせる人はたいてい、男の中に存在していることも事実です。

 

ママにめいっぱい愛されたからか何なのか?

なんかもう、もとからわかってるし満たされてるから、

愛についてのテキストは必要なくて

欲しがるのは技術や具体性というテキストです。

「やり方」なんです。

(何のやり方かって、それはあれですよ奥さん)

 

逆に言うと、欠けてる

コントロール力 技術 知識 想像力 アイディア 具体例

いろいろ欠けてる

 

(だからこそクリエイター側は

本当は良質なテキストを用意して欲しいし

AVみたいな、奇術やサーカスでしかないものが

実在する女みたいに誤解されるのは悲劇でしかないんだけど)

 

女の子がラブストーリーを

「愛するとは、愛されるとはどういうことなのか」

というテキストを求めるなら、それは

 

私の中から愛があふれて止まらないの!とか

心底理解していて馴染みがあるから!とかじゃなく

 

「実はよく知らないし、よくわからないから」

なんじゃないかと思うのです。

 

「なんか確信がない」「確認したい」みたいな感じ?

 

人間って、本気で熟知してたら飽きちゃうはずだと思うんです。

 

好きなものって「逆」だったりする。

自分の中に無いから、外から補給したいし

求めるし、見たいって思う。

 

 

ちなみに私、子どもの頃から

ホラーやアクション映画が好きだったのですが

たぶん自分が非力だからです。

 

感動ものとかあまり、あえてお金出してまで見ませんが

アクション映画だろうとホラーだろうと

しょっちゅう泣いてるし感動してるので

わざわざ感動させようという仕掛け?みたいなの、要らないんです。

他の人が泣かないようなところで勝手にすぐ泣くから。

 

そんな私から見て、

繊細な心の動きや恋愛感情が一番大事で

そういう情緒的な美しい話を読むんだ!!という女の子

あの子たちは、もうすでに充分強いんです

(腕力とかじゃなくてね)

心がたくましいんです。

 

そして、即物的な事なんてたぶん、もう充分なんです。

実際にいろんな男と付き合ったんだろ!?とかそういう意味じゃなくて

その人にとっては充分、てことね。

 

怪談とかホラーとかあまり興味ない人

その人にとってはたぶん「恐怖の感覚はもう充分」なんです。

 

で、これを性的なことに当てはめると

「べつにHなシーンなんか無くても興奮できちゃうよ?」

「わざわざ脱いでいただかなくても結構でございます」

という女の子 実際いるんですよね。

「頭の中で想像すればいいじゃない」というのです。

 

具体的なシーンがないのにパッと想像できちゃうこと自体

その人にとって「もう充分足りてる」なんだと思います。

 

逆に、男でも、中身がオッサンな女子でもいいですけど、

なんか素っ裸になって誘うような顔した女の子の画像を見ているとします。

そのとき、たとえ意識していなくても、

もうその人の頭の中では勝手に愛があることになっていて

そのプロセスや証拠を、わざわざ具体的な形にして確認する必要がないのです。たぶん。

 

 

そんなわけで

人の好みは

「自分の中に無い・よくわからないものを外部から補給する行為」

と、「実はよくわかってるからもう充分」の狭間でできている

と考えると

「あの人なんであんなもの好きなんだろう」

というとき

「何かが足りないからいっしょうけんめい補給しているんだね♪」

と 思うことができます。

 

 

 


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