Happy Fancy Arts

創作ファンタジーイラストとアクアリウム

映画「レディ・プレイヤー」

未来の世界の、鉄骨の塔の隙間に安くて小さいプレハブをたくさん作った感じ?の住宅街(秘密基地みたいでおもしろいけど、意外と簡単に倒壊しちゃう)や

ゲーム空間の映像も楽しい愉快な映画。

 

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そこには、バーチャルゲームの世界「オアシス」で、3つの鍵を手に入れると

なんと現実にゲーム会社の運営権がもらえて大富豪になれる!

という夢のようなキャンペーンが!

 

そんな無茶な・・・って感じだけど

実際には、そのゲームへの多大な愛と興味

亡きゲーム開発者ハリデーへの理解と忠誠心など

いかに「オタク」であるかが徹底的に試される内容となっており

一応どのプレイヤーにもチャンスはあるけど

生半可な欲や小手先の技術だけじゃ鍵は見つからない。

そのゲームが大好きでハリデー氏もマジリスペクト♡

という人じゃないと、絶対にクリアできない仕組みになっている。

 

そこまでオアシスへの愛があるなら会社にとってマイナスになんてならないはず・・・

そういう人にこそ運営権を渡したい!

というのはべつにそれほど突飛でもない気がします。

 

ゲーム内の人間関係もおもしろくて

主人公のさえない少年ウェイドは、ゲームの中では「パーシヴァル」。

みんながあきらめかけている中、地道に鍵の手がかりを探していたところ

カーレースでアルテミスというプレイヤーと知り合い

アバターなのに好きになってしまいます。

 

そんなパーシヴァルに、ゲーム内の相棒のエイチは

「バーチャルの女には気をつけろ」

「リアルの世界では体重140キロのニートで男かもしれないんだぞ」

と忠告。

 

それでも告白を決行したパーシヴァルに、アルテミス自身も

「これは私が見せたい自分の姿。現実じゃない。現実にはこんな顔じゃないしこんな身体でもない」

「そんな気持ちは錯覚だ」と一蹴。

 

それは確かにそうなのですが、しかし

アルテミスのアバターデザインは

いかにも10代の女の子が好きそうな感じで尖ってるし

(あの髪型を見た限り少なくとも「中身オッサン」ではないだろうと思いましたが)

「シクサー(鍵を狙う別企業の雇われプレーヤー)殺し」という立派な異名もついている暴れん坊で

カーレースの走行テクニックは動画にアップされるくらい有名で実力者。

そこへ「好きー」と突撃していくパーシヴァルは相当レアな男の子です。

 

私が思うに、人間もある意味アバターです。

「自分がなりたい自分の姿」というのは、

リアルな世界でもある程度追求することができます。

ただ一瞬で変身できないだけのことです。

 

私は洋画のアクション女優が好き

それにゴシックやパンクファッションが好きだったのですが

そのためには、手間暇かけて髪を染めたりメイクしたり

服や小物を集めたり、何日もかかって手作りやリメイクもして

時間はかかりますが、まあなんとかするわけです。

 

そんなことをしていたからこそ

たとえばよく言われる、

「女の子がなりたい女の子のイメージと、男が好きな女の子のイメージの間には深い溝がある」

ということもわかってた。

 

「自分がなりたい自分」のイメージを追求し

膨大な時間と努力を投入してそれになったからといって

周囲が認めてくれるとも愛されるとも限りません。

かかった手間暇の分だけ

かえって嫌われる・敬遠される・誤解を受ける

ということも起こり得るわけです。

 

だから、たとえアバターであっても

「自分にとっての理想」「私が見せたい自分の姿」を好きになってもらえるって

それはそれで、幸せなことなんじゃないかと思います。

理想を共有できたってことですよね。

 

ところで

ホラー映画「シャイニング」の世界をバーチャル体験できる空間と

「チャイルドプレイ」チャッキー型爆弾も登場するんだけど

チャッキー「早く投げて~」がなぜかツボでした(●^o^●)