Fish & Paintings Diary

アクアリウムとアクリル画

水道局員さんからきいた金魚の話

書くタイミングを逸してしまったのですが

たしか先月初め頃の事だったかな?

 

 

和金の小赤や、トラディショナルベタ

一般的に「丈夫で飼育が簡単」といわれている魚たちが

うちに来て一ヵ月足らずで次々と☆になり

ホームセンターじゃなく吉田観賞魚で買ったベタも

そのとき赤斑病で療養中でした

(今でも近所のホームセンターでの生体購入はちょっと避けてて

餌やグッズを買うだけにしているのですが・・・)

 

その頃 私が朝5時起きしていそいそと水替えしているのを知っていた母が

「それだけせっせと世話してて、どうして片っ端から死んだり病気になったりするの!」

「水道の水がおかしいんじゃないの!?」

「人間が気づいてないだけで、そういう小さい生き物は異変を察知できるんだから!こんなことじゃ安心して使えない」

と言い出し、なんと水道局に連絡。

 

それで、帰ってきたら家に水質検査の人たちが来てて。

 

どうやら個人の家庭からでも

水道局に電話して「調べてほしい」と言うと、

近くの局員が出張して、水質検査に来てくれるらしいのです。

 

ただ検査は簡易的なもので

濁りや不純物がないかの目視と、カルキ濃度の測定くらい

ph等は、調べられないそうです。

 

また水の検査は局の方でも常にしているが

放射性物質は検出されておりません」とのことでした。

 

とにかく私の中で「水道局に通報」とかいう発想がなかったのでびっくりしたけど、

そういう方法もあるので

もし水に不安がある方は、一人で水質検査して悩むより

相談したり調べてもらうと良いかもしれません。

 

そのとき家に来た水道局員のうち一人のおじさんが

「うちも金魚飼ってるんですよ~」ということで

その豪快な飼育法のお話をきかせてもらうことができました。

 

その方は、庭の池と、トロ舟での屋外飼育。

青水で飼っている。

「屋内水槽飼いより屋外飼育の方が簡単だ」ということでした。

たまに青水が濃くなりすぎたなと思ったら、

半分ほど水を抜いて、水道にホースをつなぎ

そこから直接水道水を注ぎます。

温度合わせや、カルキ抜き等は特にしていない(だから半分しか入れ換えない)そうです。

 

金魚はすべて、金魚掬いや釣り堀で捕ってきたもので

ホームセンターやペットショップで買ったことはない とのこと。

死んでしまう金魚もいるがそれは仕方ない

たくさん飼っていると必ず生き残るのもいる。

 

ただ、メダカは何度購入しても全滅したので

自宅の環境に合わないのだと考えて諦めたそうです。

 

「カルキを抜くことは、実はそれほど神経質にならなくてもよい」

という話は、他の飼い主さんのブログで見たこともあるので

そうなのかもしれません。

局員さん曰く

水道水が本当にヤバいくらいの塩素濃度だった場合は匂いですぐにわかる

プールの匂いがするそうです。

無臭ならたいした塩素濃度ではない、ということでした。

 

ただ熱帯魚のエビのちっちゃいやつとか、メダカくらいの大きさのものは

どうなんだろ、ちょっとわかりません。

 

「室内に一晩汲み置きした程度でカルキは半分しか抜けない」という情報を見たことがあるのですが

私、あるとき500mlペットボトルに一晩汲み置きした水2本を

カルキ抜きの液を入れないまま金魚のバケツに入れましたが

金魚はぜんぜん元気でした。

ただ油膜が張るんですよね?

止水だからというのもあるかもしれないけど、

しっかりカルキ抜きした方が油膜が張りにくい気がしました。

油膜はバクテリアの死骸という話もあるので

わずかなカルキでもバクテリアの死骸が出るのではないか?と思いました。

 

 

新しい仲間 観葉植物のグズマニア♪

 

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幸い8月には死魚は一匹も出ておらず

ベタの雛ちゃんはなんとか生き延び

新しい金魚 貝 アカヒレたちは問題なく元気です。