Fish & Paintings Diary

アクアリウムとアクリル画

映画「ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生」

先週観た、「ファンタスティックビースト」続編

「黒い魔法使いの誕生」です。

 

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不思議なことがあって・・・

前作を見た時は「前髪が特徴あるな~」程度で

特にどうとも思わなかったニュート・スキャマンダー氏

今回、もう一回見たらなぜか好きになってた( ゚Д゚)

「あ~また会えた♡好き、かわいい、癒される」みたいな感情がわいてきて。

 

なんでだろ??

もちろん主人公だし一流の俳優さんだし魅力はあるんだろうと思いますが

私がもともと好きな、アクション系の登場人物と違って

あまり、男としてのセクシーさや華やかさを感じさせるタイプじゃないんですよね残念ながら。

だから最初はピンとこなくても、何度も見ることでやっと魅力がわかるような仕様になっているのか?

噛めば噛むほど味が出る、スルメみたいな人なのでしょうか。

 

しかし、それより何より、あるトラップにひっかかったような気もするのです。

それは冒頭に、ニュートが飼っている魔法生物たちの世話をするための

バイトかアシスタントのような女性が出てくるのですが

その女性がどうやらニュートのことを「ステキ♡」と思っているような?

うっすら片想いみたいな演技をしているのです。

 

もう一人の女性は、兄の婚約者

この人までが登場早々やたら好意的で、うっすら片想い♡みたいな演技

(ただ彼女の方は魔法学校の同級生だったようで、ニュートとの結びつきは後々しっかり説明されています)

 

これは・・・ほかの子が「イイ」って言ってると良く見えてきちゃう心理作戦ではないか!?

もしや前作で実際に女子人気がイマイチだったので、心象を操作しようとして「ニュートのファン」という立ち位置の女性たちを冒頭で出してきたのではあるまいな?

 

今回、ジュード・ロウ演じるダンブルドア校長や

大スターのジョニー・デップ演じる魔法使いグリンデンバルド

狼の中を草食系男子のニュートがひょろひょろ動き回っているような状況なので

たしかにニュートが霞まないようにそのくらいの工夫は必要だったのかも・・・

 

うーん

「映画を作る」って、「人の心を操ること」なのかなぁ・・・

小手先の策みたいだけど、それは悪いことじゃなくて、操られた方もきっと幸せなんだよね・・・・

作り手に上手に操ってもらえたら、ドキドキしたりきゅんとしたりできるわけだから・・・

 

不思議と言えば、もうひとつ

グリンデンバルドは最初囚人で、映画が始まってすぐ脱走するのですが

その時に、刑務所の監督?のような人が

「非常に口が上手くて看守を誘惑するので、看守は3回変え、彼の舌を切り落とした」と説明しています。

しかし脱走してからフツーに喋ってるし、最後には大演説までしています。

これはいったいどういうことなのだろう

どこかで説明があったのを見落としていたのか

舌は、どうなってしまったのでしょうか。

 

おもしろかった♪