Fish & Paintings Diary

アクアリウム(デジタルイラスト関係の記事は引っ越し準備中です)

仕事に繋がる「その学校に投資するべき?」

これ、前に知り合いと話してたことなんだけど

 

その子は芸術というか芸能分野での夢があり

それを本格的に勉強するために、ある先生につきたいのだが

非常に高い授業料なので迷っている と言います。

 

 

「仕事に繋げたい」と言いますが

でも、私は「仕事にはできんね」と思った。

 

どうしてかというと、彼女は自分が言っているその分野での作品を

いまだかつて1個も作っていないからです。

 

「勉強したことがないから作れない」というのは

違うんじゃないかと私は思ってて

 

「車の運転」とか「外科手術」みたいに

知識と資格が揃ってからじゃないとやっちゃいけないこともあるけど

「道具や知識がなければないなりに、できる範囲でちょっと試せる」こともたくさんあります。

 

美大や専門学校に行っていなくても絵を描く人はたくさんいます。

昔の人は洞窟に炭で描いていました。

製図や縫製を正式に学んだことがなくても、手芸の本を買ってきてネットを見て

手提げ袋や服くらいサクサク作ってしまう人たちもいます。

 

彼女が学びたいと言っているその分野も同じで

正式に勉強したことなんかないのに、好き勝手に自己流で創作し、

ネットやイベントで発表している人たちがごまんといる世界です。

 

もちろん、その中には

独学でもすごく努力して、正式に学校を卒業した人に匹敵するレベルを持った人もいれば

「自己満足でも楽しければいいから」と、出来が拙い人たちもたくさんいるかもしれません。

 

そういう拙い人が「やはり正式に学んでもっと精進したい」ということで

自分に投資して、先生に習いに行くのなら

実際に上達するし、仕事に繋がる可能性もあると思います。

 

でも「勉強しなければ一個も作れない」という状態は

そもそもそのことに向いてないのではないか?

 

ハンドメイドでもアート作品でもそうだけど

「次から次へとアイディアが湧き出てきて止まらない」「いくらでも作れちゃう」

というくらいの人、

「まったく勉強したことがない時から、(出来が不完全だとしても)

とりあえず見よう見まねでガンガン作ってた」

そういう人でないと、

勉強して、基本を学んで、とりあえず卒業することはできても

その先へは行けないのではないか・・・?

それを売ったり本業にしたりするのは難しいのではないんだろうか。

 

でも、この単純な事実を たぶん多くの人が伏せています。

 

多くの人というのは、学校運営側や

講習やセミナー等で収入を得ている人たちのことです。

 

みんなに希望を持たせないと通ってもらえないし、授業料を払ってもらえません。

だから「その程度の生産力ではどんなに学んでも努力しても到底収入は無理ですよ」とは教えてくれない。

 

「とりあえずやってみたら?」とか言うんじゃないかな。

 

ただ、矛盾するかもしれないけど

私も「とりあえずやってみたら?」と言っちゃいますね。

 

だって「やっぱりあの思い立った時に実行しておけばよかった」と

年取って後悔するくらいだったら、今実行して、

無理だったら潔くその夢を手放したらいいのでは、と思うからです。

 

人間、目先の収入や結果がすべてじゃない

高い授業料払って憧れの先生について学んだけど

「やっぱりダメだったなぁ」というのだって

一つの経験だから、べつに悪いことではないですし

 

なにも授業料かき集めるために犯罪したわけじゃないんだろうし

取り返しのつかないことなんてない

 

一つ手放したら、また新しいものに出会えるんだし。

 

 

私もがんばったけどだめだったことなんてたくさんある 多過ぎるくらいですが

損害額の大きい例でいえば

自分で小物を作ることから始め、近所のミシン教室へ通っていたこともあるし

「なんとか続けられそう」という手ごたえを得ていたからこそ服飾の専門学校へ進んだのですが

これだけ慎重にステップを踏んだにもかかわらず、今現在なにも役立っていません

色々あって距離を置いた後は、アレルギーを起こすくらい嫌いになりました。

 

もちろん私の場合は最初から

「これならなんとか続けられるかなあ」程度で

「寝食も忘れるほど夢中」というほどではなかったのは事実です。

でももし本当に「寝るのも忘れていくらでもできちゃう」くらい大好きなことをやっていたとしても

実際に仕事にしてみて色々壁にぶつかって

「大嫌い」に転じてしまうこともあるかもしれない。

 

逆に、勉強するまで一個も作れなかったのに

その学校なり先生なりのところへ行ったら突然何かの蓋がポンと外れたかのように

エネルギーやアイディアがあふれ出してどうにも止まらなくなりました♪

という奇跡のようなことが絶対ないとも言いきれない。

まあ本当にそんな友達がいたら

まずその先生にLSD入りのお茶とか飲まされてないか心配になりますけども。

 

 

とりあえず

「人生はどこでどう繋がるかわからない。完全に無駄なことなどないのです」

という言葉もあるし

 

結果がとうなってもトライする、試してみるということが

すなわち「生きてる」ということだから・・・✨

 

 

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