Fish & Paintings Diary

アクアリウムとアクリル画

【金魚】ピンポンパール転覆病対策③回復

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まだ観察中なのでちょっと早いですが、報告させていただきます。

 

転覆病対策でモンモリロナイトについて書いてあるブログが他に見当たらないので

私が書きたいと思いました。

 

 

転覆病が進行しつつあった金魚の桃助ちゃんですが、

金曜日の朝に、水槽にモンモリロナイトを投入した後

転覆の症状が劇的に改善されて、飼い主も驚いています。

 

あんなに回転したり逆立ちしたりで泳ぎにくそうにしていたのに、

泳ぐときも眠るときも、背鰭を上にして水平の状態で生活できるようになりました。

 

やはり水平だと泳ぎやすいのか

たちまち元気になってしまい、猛烈なおねだりを再開。

転覆病は再発も多いらしいからまだまだ油断は禁物なのに

こうなると、餌をセーブするのがしんどい。。。

どんなにかわいくおねだりされても、心を鬼にして食事管理するしかないですね。

 

モンモリロナイトは、私はチャームさんで買いました。これ⇓

 

www.shopping-charm.jp

 


前回書いた内容の繰り返しになりますが、

モンモリロナイトは火山灰のクレイで粘土の粉です。

水槽に入れて、金魚の口から自然に吸い込まれることで

転覆病の民間療法で有名なココア浴と似た、消化を助ける働きがあると思われます。

 

ココアほどの栄養分はないと思いますが

砂利や濾過、水草などを撤去する必要はなく

普段の水槽でそのまま使えることがメリットです。

 

うちはマツモとマリモを入れたままですが問題ないです。

泥はそもそも自然の池などの中にも沈殿しているもので

健康な魚にも影響はない むしろ身体によいくらいなので

他の生体から隔離する必要もありません。

(ただ食事管理のために分けておく必要はありますが)

 

うちは水5Lに対し小さじ1杯入れます。

最初濁って、一日経つと水槽の底に沈殿します。

水替えで底のゴミや糞を吸い出すたびに沈殿した粉もだんだん減ってゆくので、

様子を見て、水槽掃除した後また改めて入れてもいいですね。

常に入れておいてもかまわないようなものなので。

 

お悩みの方にはぜひダメもとで試してほしいです。

 

もちろんすべての転覆病の金魚にモンモリロナイトが効くかはわかりませんし、

私もいろいろ調べたうえで

断食・餌をかなり減らす・藻を与える なども試しました。

 

絶食という方法は、効果がいまひとつで取り扱いが難しく感じました。

数日絶食させた後、おそるおそる少量の餌を与えるとたちまち転覆・・・というのを2回繰り返したし

そのうち絶食中も転覆するようになったり、眠ってばかりになったりしていました。

ミニサイズの子だから、水草もなしの長期絶食は弱りそうで怖い。

 

粒餌を断ってよかったことは、最初は見向きもしなかった藻や水草に興味を持ってくれたことかな。

空腹に耐えかねて、消化不良に良いといわれる藻を食べるようになりました。

 

ただ私の観察ではやはり

モンモリロナイト投入後から劇的に改善して身体が水平になったんですよね。

 

理由は、仮説ですが

水替えしても野菜食べてもずっと便秘気味かガスが溜まっていたかしていて

(実際、潜ろうとしているのにおシリから浮いてきちゃって苦労してたから)

それが、モンモリロナイトの刺激でたまたまポンと抜けたのかなぁ?と。

 

以前気まぐれで買ったモンモリロナイトが手元にあったのが幸いした。

 

金魚の飼育本に書かれている

「塩浴しながら水温を徐々に30度まで上げる」という療法は、今回していません。

水温は7月だったこともありヒーターなしで25~6度保てていました。

 

転覆になった原因なのですが、

桃助は購入から一年経っても尾鰭をのぞいた体長が2cmくらい(全部で3cmくらい)で、もう少し大きくしたいという気持ちもあり

キョーリンベビーゴールド」を一日4~6粒与えていました。

これが与え過ぎだったかもしれないので、当分は赤虫少量で様子を見るつもりです。

 

フリーズドライの赤虫を小さいハサミで3等分くらいに切って少しずつあげます。

 

もう一つ、最近水替え後すぐに餌を与えていたので、これを控えます。

早起きして朝早めに水替えして、餌が水替え2時間後くらいになるようにがんばる。

 

それから 今年は梅雨明けが遅く、

7月になっても蒸し暑かったかと思えば急に温度が下がったりして不安定でした。

そんなふうに急に肌寒くなった日でも、普段通りがっつり餌をやっていたのがよくなかったかな。

 

もう一匹、和金のロケットちゃんも7月半ばに元気がなくなってしまったことがありました。

こちらは転覆したわけでもないし、塩浴したらすぐ復活したのでよかったですが。

私の中で「6月は飼育上危険な時期」だったのが、今年は7月になった感じ。

 


桃助にあげるつもりだった青水は、まだまだ完成していません(ものすごい透明のまま)

でもせっかくなので、もう少し天日干しを続けてみます。

 

青水による療養は木苺共和国さん・金魚部さんのブログを参考に計画したものです。こちらの記事。

転覆病予防に効果的な青水沈殿餌ダイエット - 金魚飼育マニュアル_木苺共和国

転覆病の新たな治療&予防 | 金魚部

 

 

前回までの記事

 

aryoshka.hatenablog.com

 

 

aryoshka.hatenablog.com

 

 

aryoshka.hatenablog.com

 

 

 

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