Fish & Paintings Diary

アクアリウムとアクリル画

【ベタ】尾ぐされ病のベタ、自然療法

17日木曜日。

 

白ベタひなたちゃんの、尾ヒレの先が溶けて充血しているのに気付いた。

 

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尾ぐされ病と仮定しました。

 

 

「尾ぐされ病はカラムナリス菌が傷口から感染することにより起こる」と本に書いてあります。

カラムナリスは常在菌で、普段から水中にある菌なのですが、

魚が水温変化や水質悪化・ストレスなどで抵抗力が弱った時や

傷がついたときにそこから感染するようです。

 

本や、アクア用品の飼育サイトではまず間違いなく、薬と塩浴の併用を勧めています。

ここで書くのは、私が他の飼い主さんのブログから情報を集めて自己責任で試したもので

いわゆる民間療法になります。

 

ベタはヒレの先が溶けてしまいましたが、ゆっくりですが水槽内を泳ぎ回っていたし、餌も食べる状態でした。

本気で具合が悪いとヒレが閉じてしまうのですが、ヒレも閉じてはいませんでした。

もっと動かないくらいになってしまったら迷わず薬の方がいいかもしれませんが、これは自然治癒する可能性がある、と考えました。

 

 

まず、殺菌効果のあるという緑茶浴を試しました。

 

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使ったのはこれ。粉末緑茶。けっこう苦い🍵です。

 

 

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600ccに小さじ1/2杯 の粉茶を入れることにしました。

 

まず400ccの飼育水といっしょにベタを掬い取ります

(ウキクサが一緒に入っちゃってるけど、まあいいや)

 

別のビーカーに200ccの飼育水に粉茶を溶かしたものを用意します。

割り箸でよくかき混ぜながら、ベタの入ったビーカーに少しずつ注いでいきます。

 

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飛び出し防止に排水口ネットをして、待つこと5分

 

5分経ったら、網でベタだけを取り出して水槽に戻します。

飼育水を使ったので、ついでに水槽の床もちょっと掃除して、減った分のお水を足します。

 

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この中途半端な姿勢のまま、しばらく動かなくなってしまいました。

 

なんだよ!

かえって元気なくなってしまったやないかい!!( ゚Д゚)

 

 

でもしばらくして見ると、またふよふよ泳ぎまわっていたので一安心。

 

 

翌日18日。

 

動きはまあまあ良く、尾ヒレの先はまだ充血してるけど広がってはいないようなのを確認しました。

 

なので、この日は3分の1水替えしてから

「アマゾンの恵み」を投入してブラックウォーターに。

 

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さらに殺菌力を高めるため、唐辛子を投入します。

 

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小4本くらい(30cm水槽で、水は6Lくらいです)

ヘタと種をとりのぞき、輪ゴムで束ねて水槽の隅に浮かべておきます。

 

餌は3粒だけあげました。

 

 

そして、19日。今朝🌞

 

ヒレ先のちぎれたところが赤いのはまだ治っていませんが、とても元気に泳いでいます。

食欲もあります。

 

もう少しこのまま、薬を使わずに様子を見てみます。

 

追って報告します。

 

 

 

🌟まとめ

 

緑茶浴の基本は、水1Lに粉茶小さじ1杯程度。

5分経ったら魚を救出します。

 

バリエーションで、水1Lに2~3滴のイソジンをたらした中に魚を5分泳がせてから取り出す。としている飼い主さんもいます。

 

いずれも、狙っている効果は同じだと思います。

 

緑茶もイソジンも、短時間なら良いですが、長くは使えません。

 

それに対し、唐辛子は数日間入れっぱなしにしておいても大丈夫です。

水草・ろ過装置はそのままです。

 

今回 緑茶浴+ブラックウォーター+唐辛子 で自然療法を試みました。

 

水替えはもともと週一、月に一度の大掃除も欠かしたことはありませんが、

良くなるまで少し水替えの頻度を上げてもいいかな。

 

そんな感じです。