雨宮さんの本② 死にたくなったら読む本
雨宮まみさんの本を買ったとき思い出したので、
もうひとりの雨宮さんの本も紹介しますね。
自殺のコスト [ 雨宮処凛 ]
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第一章「基本経費編」第二章「手段別経費編」
自身も自殺未遂の経験を持つ著者があれこれ調査し、自殺の方法別の事例や、そこに発生する料金を、懇切丁寧に解説してくれています。
自殺に失敗した場合は本人が、成功した場合は遺族が諸々の費用を請求されます。いじめ自殺・過労死の場合の賠償金請求についても書いてあります。
この本はニュートラルで、自殺が良いとも悪いとも言っていません。
ただ人の生命にははかり知れない部分もあり、自殺に限って「絶対確実な方法」はないそうです。楽でお手軽な方法もなく、リスクの高い賭けです。
死にたくなったら読み返して「あーやだやだ」とウンザリしましょう♪ 死ぬのもウンザリ。生きるのもウンザリ。どうすりゃいいのよ。でも大丈夫!!
これも持ってる^^ 「すごい生き方」
すごい生き方 [ 雨宮処凛 ]
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表紙がかわいかった。疲れてるんだからもう難しい本なんて読みたくないよ~という人向けです。サラッと読めるんだけど、強いメッセージがこもっています。親や親戚、学校など小さな社会で培われた狭い価値観を変えてくれると思います。
というわけで、それぞれ持ち場は違いますが、雨宮さんは二人ともめっちゃカッコよかった。
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