金魚部。水道法改正案いつのまにか可決
地球には水がたくさんある。
でも「人が飲めるような水」 はとても貴重な財産・・・。
これまで国がやってきた上下水道の運営が
今後民間企業に委託になるかもしれないそうです。
日本は、水道から透明な水が出てくる
そして出てきた水をそのまま飲むことができる
数少ない恵まれた国の一つ。
実際海外では、水道水は飲めない・飲んじゃだめ
となっていることも多いです。
水道水を信じているからこそ
金魚生活も楽しめる。
もちろん塩素の除去はするけど。
いつも、本当にありがたいと思いながら使っています。
金魚の飼育を再開してから、塩素のことやバクテリアの事
あらためて勉強している最中でした。
人への影響はなかなか見えなくても、
小さな生き物たちにはすぐ影響する。
水換えの水を水槽に入れた瞬間に金魚が死んじゃう・・・なんて
そんな悪夢みたいなこと、万が一にもあってはならない。
↑この記事に、民営化成功例としてイギリスが挙げられていたので
ふと思い出したのですが、
スロー・リバー [ ニコラ・グリフィス ]
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この「スローリバー」という、未来の世界を舞台としたSF小説の作者は
イギリス人だった気がします。
読んだのがだいぶ前で、うろおぼえなのですが
主人公は金持ちの娘で
その一族はもともと水道事業で財を築き、いまや大財閥✨という設定だったと思います。
主人公の少女は、冒頭で身代金目的で誘拐されてしまい
それをきっかけに、家族と距離を置くことになり・・・
いろいろあって、最後の方では下水道処理施設のようなところで働いています。
彼女は家族からの英才教育のおかげで
浄水システムについて、ものすごい知識を持っています。
はっきり言って私、こういう理系の話が苦手なので
主人公が水質について専門知識やアイディアを披露しているセリフなんて
はなから理解する気もなくナナメ読み(~.~)な部分もありました
(百合小説でもあったために、なんとか読んでたんだよね( ̄∇ ̄;)
ただ、未来の水事情
普段何気なく使っている水の重要さ
民間企業が参入しているという状況
ある財閥が人々の飲料水の命運を握っていること
そういったものについて考えさせられる内容で
ずっと印象に残っている一冊です。
小説ってこんなところがすごいですね。
「こんな未来だったらどうする?」ということを
リアルに仮想体験させてくれる。
水は、命。
自分のために
そして一緒に暮らし始めた魚ちゃんたちのためにも
今後も日本の水に大注目しています👀