映画「猿の惑星 聖戦記」
猿の惑星シリーズ、
天才猿シーザーが赤ちゃんだった頃からずっと見てます♪
前作では頼もしいリーダーに成長し
お父さんになっていたシーザーですが
シーザーの息子の一人ブルーアイズは、
残念ながら今回、人間に殺されてしまいます。
でもブルーアイズは、新しいすみかを探すという任務をやり遂げ
場所をみんなに伝えていたので、群れは大移動を開始します。
その途中で、人間たちに捕まり
強制労働させられる捕虜になってしまった!
賢い猿たちの脱出作戦
そしてシーザーは、ブルーアイズの仇である大佐をどうするのか・・・
観ている自分が人間なのに
人間じゃなくて猿を応援したくなる不思議な映画。
もし仮に、本当に猿が支配している世界があって、
「健気な人間たちが猿に戦いを挑む」みたいな内容の映画を猿自身が制作し
他の猿がみんなでそれを見ながら泣いたり感動したり
「人間がんばれ」と応援してたら
すごく変な感じがすると思うんですね。
人間はそれをやるわけです。
人間のくせにこんな映画作って
「猿えらいわ~猿がんばれ(;O;)」と、観るわけです。
人間って、ほんっと~に
おもしろい生き物だなーと思いました♪
ところで、この映画一作目からずっと出ていて今回も大活躍の
シーザーの親友・オラウータンのモーリス君がいるのですが
このひと、フランジ雄だったんですね。
たまたまこないだ、動物園の解説ボードで見たばかりだった。
オラウータンの雄で、顔の横に出っ張りがあるのはフランジ雄
それがなくて、雌と見分けがつけにくいのをアンフランジ雄というそうです。
森のヒト、オラウータンが見せる、まるで上司と部下のような関係や、人間に対する愛情・・・【番外編】 | 捕食動画ナビ
その区別は遺伝的に決まっているわけではなく
群れでの位置づけや本人の気持ちひとつで、
顔の形がこんなにも変わってしまう・・・
その性質が、とても不思議で。
自らの意志で顔が変形して、ある日突然美人になってた♪
背中から翼が生えて空飛べた♪
なんてことは、夢みたいな話ですけど
生き物の身体って、意志の持ちようで変わっていく
それは本当なんじゃないかと思います。
映画の中で、シーザーも
命の危機は何度もあるのですが
大きな意志で命の期限をコントロールしていて
本当に役目を終わったと感じる時までしっかり生き延びる
そんなたくましさがありました✨