絵描きにも応用できる、ハンドメイド作家の心得
こないだこんな本を買いました。
もっと売れっ子ハンドメイド作家になる本 [ たかはしあや ]
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「もっと売れっ子ハンドメイド作家になる本」たかはしあや著
これはもう一冊の
「minneで売れっ子ハンドメイド作家になる本」
の、続編らしいです。
でも私、その本は、持っていません。
本物のハンドメイドの作家さんには役立つかもしれないけど、
私いま手芸やってないしミンネにも入ってないし。
ただオリジナル絵がたまったら展示会に参加したり、ポストカード売ったりしたいと思っているので、かぶるところはあります。
「ハンドメイド作家」という部分を「絵描き」に脳内変換して読む場合、この続編の方が応用が利くような気がしたので、こちらを買いました。
読みやすさやまとまりの良さ、ウサギのイラストを使った図など
レイアウトもすごく優秀で、この本自体が「素晴らしいお手本」という感じ。
ハンドメイド作家だけに特化しているだけでなく、まさに女性のための本!
男性が作ったビジネス書とはあまりにも違っているので
男性が見たらどう思うんだろ?そもそも手に取らないのかもしれない。
そこはもう、すがすがしいほどバッサリ切り捨てられている!
(逆に言うと、男性でもこの本のデザインやレイアウトにウヘッとならずレジまで持って行けるなら、もうそれだけで女性相手に商売する資質充分な人、ということになるのかもしれませんが・・・)
でもって、読みやすさにつられて最初から最後まで一気に読み終わって
ふと我に返ったら
「・・・で?あたし何すればいいの??」となっていた(笑)
なので、一日一ページみたいな感じで、少しずつ課題として取り組んだら良いのではないかと思います。
それか、自分に役に立ちそうなところだけピックアップして、
できることから採用するとか。
冒頭の方を、ちょっとだけ紹介します。
「商品」を、「絵」に変換して読ませていただきますね。
(もちろん本では「商品」となっており、オリジナルのバッグとか髪飾りとか、そういったもののことだと思います)。
『ひとつのイラストを長い時間をかけて描き
労力に見合わない価格を付けて販売する方が多いため
売れます』
『売れるようになってから価格を大幅に変更したり
製作の手間を省くことによって
労力に見合わない価格の商品に価値を感じたお客様は
どんどん離れていきます』
『価格以上の労力をかけて描かれた絵が人気になると
売れるほど自分の生活は忙しくなる一方
手元にはお金が残りません』
おおお~!! その状況、めっちゃわかる。
リアルに想像がつくよ――――!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
あ、でもあたしは製作の手間なんて省いてませんよ!?
どっちかというと価格の方を変更しちゃう人だから。
それで、解決策は・・・?
『重要なのは、あなたの絵を適正な価格で評価してくれるお客様と出会い、末永く売り続けることです』
あ、はい・・・そうですか!!
これはポストカード等の印刷したものではなく、手描き絵の本体を売る場合のことですね。
と、こんな感じで、
ヤフオクで手描き絵を販売している人
同人誌を作って売っている人など、さまざまですが
自分なりの読み方で、いろんなことに応用できる頼もしい本です♪
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